フェイムロバリー出走結果。「懸念した通り、進展なし…」

 スタートを決めて、前半は好位4〜5番手。そのまま直線に向いて追い出されましたが、良い頃の粘りやキレがなく徐々に後退。結果11着での入線となっています。


「道中は無理せず追走でき、最後まで諦めずに走ってくれているのですが…。ある程度、力を出し切ってのこの結果だけに、年齢的にピークを越えてしまった感じも否定はできませんよね。このあたりで何か変化を与えてみるのもアリかもしれません」(川田騎手)


「年齢的に内から湧き出てくる覇気のようなものが薄れてきたということでしょうか…。休み明けを叩いた一戦でのこの内容。ズルズルと同じような競馬を続けることがないよう、もう1回芝を使ってみるとか、障害練習や障害入りを考えてみるとか、ちょっと矛先をかえてみることも検討していかなければなりません」(小崎調教師)


◆「直線に入ってからも馬がレースを投げたワケではない」(川田騎手)だけに、“この次でまた真面目に走ってくれれば”とはいかないところが心配のタネ。過去の大敗とは陣営の受け止め方も異なるようで、レース直後から次の一手について話題が及ぶなど、何らかの方向転換を迫られる時期を迎え始めたということなのかもしれません。平地のスピードを活かし、障害でもうひと頑張りしてもらうことも選択肢として、調教師と今後の方向性について意見交換を進めていく予定となっています。(HTC)


コメント:前走の内容から、中1週で勝ち負けのできる状態へ持ってこれるのか不安でしたが、やはり無理でした…気になるのは、全くの進展が窺えなかった点。確かにピークを過ぎた気もしますが、今年の初めに連続で関東へ遠征したこと、6月に3走もさせたことがフェイムにとって大きな負担となり、ピークの時期を早めた気がします。ちょっと、今年の使い方には疑問を感じていただけに、結果を出せていないのは当然といえば当然でしょう。
障害へ転向するのは面白いと思いますが、まだ平地競走で条件を変えて走らせてみる価値はあると思うので、芝コースや小回りコースの1700mあたりは面白いかもしれません。
何とか、次のレースで進展を感じさせるレースをして欲しいものです。
評価:★☆☆☆☆
今年の愛馬通算成績:2.5.5.53