マヒナ出走結果。「ここまで負けるとは…」

 20日の新潟競馬では好スタートから道中4、5番手から進め、直線では追撃の態勢に入るも思ったほど伸びず7着。


「今日は上手く背中を使えずに走りのバランスがバラバラになってしまいました。上に力が逃げるように走っていましたし、馬自身が苦しがっていたのか、道中で何度も手前を替えていました。調教はまずまず動いていたようですし、状態は悪くなかったと思いますが、結果から考えると、いい頃と比べてまだ何かプラスアルファが欲しい感じかな。力がある馬だし、本来の走りはこんなはずではないですから、次では巻き返してほしいですね」(蛯名騎手)


「体は以前と比較しても良くなっていましたし、休み明けとしては状態は悪くなかったと思います。それだけに秋につながるいい競馬を期待してたのですが、チグハグな競馬になってしまいましたね。好スタートを切れたのは良かったのですが、後ろから馬が来たら余計に前に前に行かなければと気持ちだけが先行し、体が付いてこなかったような感じです。まだトモに力が付ききっていない馬ということを考えても、トモをしっかり入れて走らなければいけないのですが、気持ちだけが前に行ってしまって、トモのことを考えると前半はもっとゆっくり進めたほうがいいのかもしれません。走りの軸となる後肢が安定しないから、背中も使えないですし、より苦しくなって手前を何度も替えてしまって、スピードに乗り切れなかったようです。一度リズムが崩れると態勢を立て直すのが難しいところがありましたからね。今後についてはレース後の状態を見てから決めたいと思いますが、騎手は前半にリズムが崩れてしまったことを考えて無理をしなかったようですから、大きな反動が出ずに次に向かえるかもしれません。正直なところ、現状で出られる確証はありませんが、もしこのまま進めて行けるようならば紫苑ステークスを視野に入れていきたいと思います。どうなるかは分かりませんが、少しでもチャンスがあればトライしたいと思います」(勢司師)


春の重賞で好走したことからも1番人気に推された一戦でしたが、気持ちと体が上手くかみ合わず、チグハグなレースとなってしまいました。今後についてはレースの反動やその後の様子を見ながら最終的に決めますが、9月10日の中山競馬(紫苑S・牝馬限定・芝2000m)をひとつの目標に設定、調整を進めていく予定です。


コメント:抜群のスタートを決めて、終始好位で競馬を進め、直線を向いてからいざ追われると…あまり伸びませんでした…。
勝ち馬に抜かれると、あっという間に突き放されていく始末…
負けるにしても、ここまで負けるとは思いませんでした。
この内容では、正直次走で立て直せるか…不安の残る結果となりましたが、走りを見ていると確かに、右回りの方が切れるイメージがありますね。次走は中山で走ると思うので、巻き返しを期待したいと思います。
評価:★☆☆☆☆
今年の愛馬通算成績:1.5.4.41