キングオブハーツ出走結果。「途中までは見せ場も…」

やや遅れ気味のスタートから、前半は中団の外め。ペースが上がった3〜4角より位置取りを落とすと、直線で精彩を欠いてしまい、結果11着での入線となっています。


新馬戦の時と比べて、前半の行きっぷりは明らかに良くなりました。ただ、勝負所でペースが上がるとついて行けずに置かれてしまう形。仕上がりは決して悪くないように思えたのですが…。稽古では駆けてくれる馬ですので、そのうちレースでも走ってくるものと思われます」(荻野極騎手)


「一度使った分とブリンカー効果により、前回とは前半の行きっぷりが違いましたよね。ただ、まだ体が緩いため、緩急のあるケイバになるとうまく対応できない様子。それに3〜4角で逆手前になるなど、随所に若い面を見せていましたから…。そんな中でもレースぶりに前進が見られたわけですし、生まれの遅い本馬のこと。引き続き長い目で見守って欲しいところです」(野中調教師)


◆前半は鞍上が馬を抱えながらでもポジションを取れたほど。1回レースを使った分の前進は見受けられましたが、後半のペースが上がったところで成長途上を露呈する格好となりました。なお、「上がりの歩様がいくらか硬かった」(師)ため、まずはレース後の様子見に専念。特に問題がないようであれば、「現状を踏まえて次はダートに使ってみる」ことも検討していきたいと思います。(HTC)


コメント:調教の良さからも変わり身を期待した2戦目。途中までは手応え良さそうに見えましたが、ペースが上がったところからは、全く見どころがありませんでした。これは距離なのか、精神的なものなのか、まだ中身が伴っていないのか分かりませんが、非常に残念な結果になりました。次走は、ダートを視野に入れているようですが、前半の行きっぷりが良かったので、まずは距離短縮を試して欲しいところです。


評価:★☆☆☆☆

【2018年】愛馬の成績:0.0.0.1

クルーガー出走結果。「地力見せた!」

6日の京都競馬では五分のスタートからジワッと出して中団につける。そのまま直線を向くと馬群を割ってよく伸びたが2着。


「大外枠でしたが、スタートしてからポジションを取るまでスムーズに加速できたので、今日は内より良かったかもしれません。とても乗りやすい馬で思ったとおりに運べたのですが、トップハンデということもあって、勝ち馬に比べて4コーナーの反応がちょっと鈍かったように感じました。最後2着に来たのはこの馬の地力。能力の高い馬ですからこの後も楽しみです」(浜中騎手)


「直線はジリジリ最後までよく伸びていますが、今日は勝ち馬の切れに負けてしまいました。トップハンデは見込まれたなという思いがあったのですが、勝ち馬との差はその分かもしれません。ジョッキーは大外枠からでもロスなくうまく運んでくれましたし、賞金加算はできましたから、また次に向けてしっかり調整していきたいと思います」(高野師)


トップハンデ、大外枠と決して楽な条件ではありませんでしたが、最後はしぶとく2着を確保。最低限の目標だった賞金加算はできました。長い休養もありましたが今はコンスタントに使えていますし、徐々に本領を発揮できるようになってきていますから、大舞台に向けてしっかりステップアップしていきたいものです。この後は馬体をよくチェックしてから検討します。


コメント:地力が無かったら2着確保はできていなかった展開で、本馬の前を捉えようとする姿勢には本当に頭が下がります。それでも、この相手関係ならば勝利して欲しかったのが本音ですが、賞金を加算できたのは最低限の結果でヨシとすべきでしょう。相手・展開等に恵まれれば大きい舞台でもやれると思いますが、芝の切れ勝負というよりも、追われてからの伸びを見ると改めてダートでのレースが見たいと思いました。フェブラリーS(GⅠ)への参戦を期待したいところです。


評価:★★★☆☆

【2018年】愛馬の成績:0.1.0.1

イペルラーニオ出走結果。「ちょっとだけ希望見えた…」

8日の京都競馬では立ち遅れ気味のスタートから行き脚がつかず、離れた最後方を追走。3コーナー過ぎから徐々に進出し、直線はジリジリ脚を使って6着。


「ちょっとゲート内でゴソゴソしていて、スタートのタイミングが悪くなって行き脚がつきませんでした。前と離れたことでなおさら追走に手間取ったのですが、あまりガリガリ押していくのも良くないですし、ジワッと進出して終いにかけました。追ってからの脚は良かったですし、使いつつ変わってきそうな手応えを感じる内容でした」(中谷騎手)


スタートで立ち遅れたこともあって道中は追走に手間取り、離れた最後方を進む形になりましたが、勝負どころからは長く脚を使って追い上げてくれました。まだこれからの馬ですが、随所に素質の高さを見せるようになっていますし、使いつつの成長に期待したいと思います。この後は馬体を確認してから検討します。


コメント:スタートで出遅れ、道中は離れた最後方と大惨敗を覚悟しましたが、最後勝ち馬には離されはしましたが6着入線と格好だけは付けた印象。未勝利戦なので、大した評価はできませんが、ちょっとだけ希望が見えた感じです。何とか前半のマイナス点を克服することで、勝利へのキッカケを掴んで欲しいところ。


評価:★★☆☆☆

【2018年】愛馬の成績:0.1.0.2