クローヴィス結果「一体何があった…」

8日の園田競馬ではスタートから懸命に促しつつ先団外目につけていくが、勝負どころを迎える前から早々に手応えが怪しくなって後退し、直線はそのまま見せ場なく8着。

 

「去勢明けで体は減っていましたが、見た感じは特に細くは映りませんでした。ジョッキーは『前残りの馬場なので、意識的に出して行きましたが、向こう正面でもう厳しくなってしまいました』とのことでした。結果的にはもっと自分のリズムで走れる条件の方が良かったのでしょうか…。いい競馬とならず本当に申し訳ありません。レース後の上がりは問題なさそうですが、もう少し状態をよく確認していきます」(岡助手)

 

大幅な馬体減は絞れたもので、特に細くも映らず、馬のコンディション自体は特に問題なさそうでした。ただ、距離を短縮して変わり身を見せてほしいと思っていたのですが、鞍上が促しても反応は鈍く、最後までいいところなく終わってしまいました。残念な結果となりましたが、今後についてはトレセンで馬体をよく確認してから検討していきます。

 

コメント:このレースを最後に引退となりました。正直、この条件は合わないとは思っていましたが、ここまで負けるとなると能力が発揮できていないのは一目瞭然。デビュー戦でディープモンスターの0.6秒差4着があり、2戦目はパフォーマンスこそ落としている印象も4着と掲示板は確保しています。1月、出走目前に右前の蹄球部を痛めたとのことで放牧になり、その後の3戦目から大惨敗を繰り返すようになりました。やはりこの一頓挫の影響が大きかったと思います。それでも芝での惨敗は一度だけなので、ここを使っての変わり身を芝で試して欲しかったのが本音。頭数制限があるのは分かりますが、この厩舎では珍しいくらい攻めた使い方をしなかった感も強いです。地方競馬で大惨敗しているので当然なのかも知れませんが、他の厩舎では未勝利で終わった可能性が高かったと思われる元出資馬イペルラーニオを勝たせたような気迫が感じられなかったのは残念なところ。

 

評価:★☆☆☆☆

【2021年】愛馬の成績:3.2.5.15