ディアンドル 小倉大賞典(GⅢ)出走結果「文句なしの騎乗!」

2/21(日)小倉11R 小倉大賞典(GⅢ)〔芝1,800m・16頭〕3着[12人気]

今回は左側にチークピーシズを着用しています。大外枠から好スタートを切ると二の脚を活かして、逃げ馬から離れた2番手を追走します。3コーナーで手応え良く先頭に並び掛け、最後の直線で粘り込みを図ると、ゴール手前で交わされたものの12番人気の低評価を覆し3着と健闘しています。

奥村豊調教師「直線に向いた時は“そのまま粘ってくれ!”と声が出ましたが、最後は決め手の差が出てしまいましたね。でも、連勝していた頃の良い走りが見られましたし、苦しい時期をようやく乗り越えてきたなと感じました。右回りコースだと外側へ張る傾向があるので、念のために急遽左側だけチークピーシズを着用させていただきました。ただ、レースを見ている限り、外側に張ることもなく、スムーズに回っていましたね。レース後、団野大成騎手に確認したところ、『良いスタートを決めてそのままハナに立てそうな感じでしたが、内のトーラスジェミニが譲らない構えを見せていたので、少し離れた2番手でレースを運びました。形としては逃げているようなものでしたし、手応えがかなり良く、勝負どころではスッと並び掛ける余裕がありました。最後の直線でそのまま粘ってくれないかと期待しましたが、瞬発力のある馬に差されてしまいました。でも、ゴール手前で交わされたデンコウアンジュをもう一度差し返す根性を見せてくれましたし、最後までよく頑張ってくれました。馬の雰囲気は良かったですし、牡馬相手にこれだけの競馬が出来るのですから、展開次第でチャンスがありそうですね』と話していました。ここ最近は心身ともに充実しているなと感じていましたが、良い頃の輝きを取り戻しつつありますし、何とか6つ目の勝利を挙げられるよう努めていきたいですね。この後についてはトレセンに戻って状態をよく確かめてから相談させていただきたいと思います」

 

コメント:距離を延長して数戦の内容からも、ディアンドルの競馬ができれば好走できると思っていましたが、逃げ馬を射程圏に捉え、2番手の競馬ができたのは収穫。勝つことはできませんでしたが、これ以上はないといった騎乗を見せてくれました。この競馬ができれば重賞でもチャンスはあると思いますし、ようやく長かったスランプから抜け出せたと思えた一戦になりました。

 

評価:★★★★☆

【2021年】愛馬の成績:0.0.4.4