2020年 愛馬を振り返って

年間勝利数:7勝

目標である2桁勝利には及びませんでした。大きな原因のひとつに、出走数の少なさがあります。これは故障による出走数の減少だけではなく、入厩頭数制限によるものと、レースを使うリスクを嫌う調教師が増えたものだと感じています。個人的には順調にうまくレースを使ってくれる調教師の活躍を望みたいですし、そんな厩舎へ出資したいです。

 

≪内訳≫

2020/1/25  ヴァンタブラック/3歳新馬

2020/4/04  クルーガー/ダービー卿CT(GⅢ)

2020/5/23  ラインハイト/3歳未勝利

2020/4/18  セントオブゴールド/山藤賞(1勝馬クラス)

2020/6/28  ラインハイト/3歳1勝馬クラス

2020/7/12  クレッシェンドラヴ/七夕賞(GⅢ)

2020/11/14  アンダープロット/2歳新馬

 

リスグラシューの引退に伴い、成績が大きく下がることは分かっていましたが、それでも重賞を2つ勝つことができました。クルーガーは残念ながら屈腱炎で引退となりましたが、トルコで種牡馬として第2の馬生を送ることになりました。これには関係者の多大な努力もあったことは想像できますし、本当に感謝しています。2年連続有馬記念、愛馬の出走を果たしたクレッシェンドラヴの走りには「まだやれる!」と思わせてくれるものがありました。ひそかに2年連続勝利を狙っていましたが、やはりそうは甘くはありませんでした。

 

2021年に期待したいのは、まずはクレッシェンドラヴ。個人的に最大の目標である3年連続有馬記念出走を果たして欲しいところ。それには今年も重賞勝利、上半期最大の目標になる宝塚記念の出走を果たして欲しいところ。

 

まだ2勝馬ですが、セントオブゴールドにも期待しています。デビュー前から古馬になってからが勝負だと思っていたので、今年こそ重賞戦線に名乗りをあげて欲しいところ。

 

前走、距離を伸ばして見どころのあったディアンドルにも注目。あの競馬ができれば、どこかでアッといわせてくれる感触を持つことができました。5連勝で重賞を制覇したくらいの能力の持ち主。強いころの走りを再び見たいものです。

 

屈腱炎で休養中のヴァンタブラックも秘めた能力は相当だと思っているので、早期の復帰を望みます。

 

昨年2勝をあげて、セントライト記念(GⅡ)でも好走したラインハイト。今年大きく飛躍するのは酷かもしれませんが、順調にレースを使っての成長を期待します。

 

新馬を勝ったばかりですが、その内容にクラシック出走の期待を抱くことができたアンダープロット。次走、次開催の東京出走を予定していますが、そこもクリアすると現実味が帯びてきます。それだけにレース経験が少ないのが気にはなります。

 

まだ未勝利の身ではありますが、リスグラシューの全弟クローヴィス。こんなところで終わる器ではありません。何かをキッカケに変わり身を期待したいところ。信頼している矢作厩舎だけに、自分が思ってる以上の走りをひそかに期待しています。

 

2歳馬にもディープインパクト産駒の期待馬が控えていますし、2020年以上の勝利数、そして今年も重賞制覇を目標にしています。