クレッシェンドラヴ 七夕賞(GⅢ)出走結果「一番強い競馬したが…」

まずまずのスタートから、道中は後方集団を追走。3角より外めを回って進出を開始し、直線で前を行く12番を懸命に捉えにかかりましたが、3/4馬身差及ばず、結果2着での入線となっています。

 

「前走で脚をはかっていましたので、今日は3角過ぎから動いて行く競馬を。ちょうど前にいたミッキースワローが相手だと思ってついて行ったのですが、向こうも強い馬ですからね。それでも決してハンデに恵まれたわけではなく、重賞のこのメンバーを相手に勝ち負けできているのですから、力をつけていると思いますし、これからも楽しみです。ただ、あそこまでいったら勝ちたかった…。今日は自分に運がなかったです」(内田騎手)

 

「(転厩後)初めての重賞、それも決して展開やハンデ、メンバーなどに恵まれたわけではない中、力でこうやって2着にきましたからね。いい競馬だったと思いますし、頑張って走っていると思います。でも、あそこまでいったら勝ちたかったというのが本音です」(林調教師)

 

◆惜しくも重賞制覇とはいきませんでしたが、セントライト記念からおよそ2年。勝ち馬との差を大きく縮めることができたのは、自身がしっかりと力をつけ、確かな成長を遂げた証と言ってもよいでしょう。なお、このあとは充実期突入への原動力ともなった牧場・トレセン間のルーティンを重要視。9月22日(日)中山11R オールカマー(GⅡ・芝2200m)あたりを意識し、いったんリフレッシュ放牧を挟む予定となっています。(HTC)

 

コメント:2着に負けましたが、一番強い競馬をしたと思います。それだけに、悔しい一戦になりましたが、重賞を勝てるだけの能力は見せてくれました。しかし不満が無いわけでは無く、オープン昇級後2戦を落としているのも事実。昇級初戦は早仕掛け、今回は仕掛け遅れ、この差が重賞では成績に大きく影響します。福島のコースも乗り方が難しかったと思うので、次走で本馬の真価を見せて欲しいものです。

 

評価:★★★★☆

 【2019年】愛馬の成績:7.4.6.21