パシフィスタ出走結果。「絶望的内容…」

27日の東京競馬では後方の位置から進むことになり、道中から幼さを見せる。促しながら直線へ向いて伸ばそうとしたが、目立つ伸びはなく14着。

 

「馬自体は悪くないのですがいかにも子どもという感じで、幼さが全面に出てしまっていました。教えながら進めなければいけなく、今日は能力云々ではないのかなと思います。自分で勝手に舞い上がってカーッとして終わってしまっているような感じですかね…。集中させるために短い距離のほうがいいのかなと思うところもあるけれど今日のような行きっぷりだと忙しくなり過ぎてしまうだろうし、まずは競馬慣れが必要なのかもしれません。喉に関してはレース中に気になることはありませんでしたが、ゴール板を過ぎてスピードを緩めていったときに心配するくらいゴロゴロ言ってたので、呼吸器系統も含めた馬体の成長にも時間をかけたほうがいいのかもしれません」(戸崎騎手)

 

「最初の頃は鞍を置くときに目つきが変わっていましたがここ最近はだいぶ安定していたんです。しかし、頭絡をつけるときに煩くなっていたので気をつけながら接するようにしていたのですが、今日は何かいつもと違うと察したのか頭絡だけでなく鞍を置くときから煩くなっていたんです。パドックや馬場入り時に暴走することはなかったものの、その影響からレースでは集中できていませんでした。本来ならビシッと強く接しながら運びたいところでしょうが、そうすると弱さを抱えている喉が辛くなりそうですからね…。ソロッと乗らざるを得ないところがあったのは否めません。そのおかげで息苦しくなることはなかったようなのでその点では良かったものの、このままで状況がすぐに好転するとは思いにくく、長い目で見ていってあげたほうがいいのかもしれません。馬体だけを見ればヒケを取らない馬なので、精神面や中身が追いついてくれれば巻き返す余地はあるはずです。楽しみにしていただいたデビュー戦を良いものにすることができず申し訳ありません」(中川師)

 

馬体を見ると良い馬だなと思うのですが、調教から見せていた喉をはじめとする内臓面の弱さがあり、手探りの状況の中で初陣へ向かったのは否めませんでした。ハミを強く当てないことでいくらか苦しさを和らげることはできたものの、そのぶん幼さに対するアプローチがしづらく難しいレースを強いられてしまいました。多くの面で未熟さが影響してしまう結果となってしまいましたが、これから変わってくる可能性も十分秘めている馬なので、これからの成長を辛抱強く待ちたいと思います。今後については脚元を始めレース後の状態をよく観察した上でどうしていくか検討していきます。

 

コメント:ここまでの過程から覚悟をしていた部分もありますが、ここまで酷いと言葉も出ません…。レースを経験することで、変わって来る部分も期待したいところですが、あまりレースを継続して使えるタイプとも思えず、先行き不安の内容になりました。

 

評価:★☆☆☆☆

【2019年】愛馬の成績:0.0.2.5