アップクォーク出走結果。「歯痒い…」

26日の東京競馬ではスタート後はなだめながら前につけて進める。直線へ向いて前を捕らえにかかったが、最後は脚色が鈍り3着。

 

「注意しなければいけないゲートはタイミングを合わせて出ることができましたが、少し力むところがありましたね。それで、なだめながら進め、悪くない形で行けたのですが、勝ち馬に上手く進められてしまいましたね。能力で言えばおそらく僕の馬が一番だと思いますが、上手くいかず悔しいです。欲を言えばもう少し流れてくれたほうがこの馬の力を出しやすいような気がするので、1800mくらいのほうがより良さを発揮できるかもしれません」(マーフィー騎手)

 

「体は増えましたが、冬時期ですし、これは太さというよりもトモの具体が良くなって肉付きが良くなった分でもあるので、数字自体はあまり気にしなくていいと見ていました。課題のゲートは上手く出てくれましたが、よく見直すと駐立時に怪しさはありました。タイミングが合ったから出られたわけですが、その結果擦られたり、前に壁ができない形になったりして少し気負いましたね。その分だけ終いの脚色が鈍くなったように思います。勝てれば言うことがなかっただけに残念ですが、こういう内容で今回のメンバーのなか上位争いができたのは確かで、まずは思惑通りに使えたこと、そしてまともな競馬ができれば十分通用しそうという手応えも得られたので、プラスに捉えたいです」(中川師)

 

体質面の弱さからなかなかスケジュールを立てにくいところがありましたが、今回は前走後に立てたプラン通りにレースへ向かうことができました。形だけでなくトモの具合が良くて使えたので、大事に使ってきたことで段々としっかりとしてきているという証拠と言えるのではないでしょうか。ここをあっさりクリアするようであればより楽しみは増えていたでしょうが、今回はいい経験になったとも思えますから、糧にして今後の飛躍につなげていきたいものです。この時期とあって硬さも出やすく、また、良くなってきたからと言って続けて使って反動が出てしまっては元も子もないので、基本的には放牧に出す考えを持ちつつ、レース後の状態をよく見た上で判断していきます。

 

コメント:昇級初戦になりますが正直、この相手関係では能力上位だと思っていたので、この内容は不満が残ります。ここから伸びてくると思っていたところでの、伸び脚不発はキャリア不足の感もありますので、この経験を踏まえた次走以降の走りに期待したいところです。

 

評価:★★☆☆☆

 

【2019年】愛馬の成績:0.0.2.4