ディアローグ出走結果。「展開待ちでは…」

まずまずのスタートから、道中は中団後方の内。直線に向いて馬群がバラけるのを待ち、残り200mだけでひと伸び。結果5着での入線となっています。


「馬群がバラけない展開になりましたよね。前半あえて控えたのは、この馬のリズムを壊すと伸びなくなると思ったから。前に行くのは難しい感じでしたから。道中はうまく走れていましたし、最後もしっかり伸びてきていますよ。距離に関してはこういう展開でしたので、今日のレースだけではまだ何とも言えません」(戸崎騎手)


「だいぶ馬がしっかりしてきて、最後も伸びてきましたが、あのように前が団子状態で行くところがないと、最後だけの競馬になってしまいますよね。ただ、外回りの方が脚を伸ばす時間がありますので、その点では正解でした。ジョッキーも団子状態の中、慎重にスキを見極め5着まで押し上げてくれましたので、権利を獲ることができました。鞍上も言っているように、前半無理して行かせる競馬ではなく、脚を溜めて終いを伸ばす競馬が合っているのでしょう。最後の200mだけで権利を獲れるのですから、力はあるということ。目イチの仕上げの前にこれくらいの競馬ができれば、その先が見えてきます」(青木調教師)


◆馬群の後ろで詰まり気味になり、なかなか進路を見出せませんでしたが、ラスト1ハロンで末脚を伸ばし、掲示板を確保。ここをステップとして、次につながる競馬にはなりました。なお、その次戦は、「テン乗りよりは続けて乗って欲しいので、まずは戸崎騎手を押さえる方向で。鞍上が乗れそうなレースの中から選んでいく」(師)予定です。あとは展開ひとつ。中2週ぐらいをメドに勝負をかけていければと思います。(HTC)


コメント:能力は感じますが、自分から勝ちに行けないのがネック。未勝利クラスで、展開待ちというのは情けないところですが、上のクラスでも十分戦える能力は感じるので、早めの勝ち上がりを期待したいところ。


評価:★★☆☆☆

【2018年】愛馬の成績:7.7.3.24