リスグラシュー出走結果。「成長感じた!」

4日の東京競馬では道中中団で脚を溜める展開に。直線では馬群の間をから鋭く伸びて優勝。


秋華賞以来のコンビでしたし、久々にこの馬で勝つことができて嬉しいです。ありがとうございました。ゲートはうるさいですね。今日はたまたま上手く出られましたけど以後もポイントになるかもしれません。道中ペースが落ち着いた時に少し噛みましたが、そこをクリアして終いにかけました。これまでは少しもたつくこともありましたが、今日は間を割って鋭い伸びを見せてくれましたね。結果的には成績が出ているのでマイルも良いんでしょうね。強い競馬をしてくれましたからこれからも楽しみです」(武騎手)


「今日は本当にG3かと言うくらいメンバーが揃っていたのですが、その中でしっかりと結果を出せて素直にうれしいです。今回の帰厩後の姿を見て昨秋よりもパワーアップしたなといいイメージを抱くことができましたし、その成長分も結果につながってくれたと思います。ただし、調教で結果的にそれなりに負荷が掛かっていたこともあってか、今日はいつもよりもイレ込んでいる様子でした。ゲートもバタバタして危ないところはありましたからね。体は良くなってくれているので、あとはもう少しリラックスして競馬に臨めればさらに上のレベルで走れるはずですから、今後はその点により注意していきたいです。次走については念のためにドバイに登録はさせていただいたものの、基本的には阪神牝馬からヴィクトリアマイルと言うのが現実的かなとは考えています。もちろんそこへ向かうにしろ、他を考えていくにしろあくまでも今後の状態次第でしょうから、しっかりと馬を確認して改めて相談して決めさせていただきます」(矢作師)



一昨年のアルテミスS以降は、G1で三度2着に入るなど力は見せていたものの勝ち切れない悔しい結果が続いていました。しかしその厳しい戦いや休養を経てしっかりとパワーアップしてくれたのか、今年初戦はこれまでの鬱憤を晴らすかのような素晴らしい末脚を披露して、強力なライバルたちを相手に見事勝利を収めてくれました。まだ課題が残る現状も改めてポテンシャルの高さを示してくれましたし、今年こそは飛躍の年にしたいものです。この後はレース後の状態をしっかりと確認してから、どうするか慎重に判断していきます。


コメント:スタートしてから後方待機というわけでもなく、直線でもスッと反応できた辺り、間違いなく成長できていると感じました。馬体も少しずつですが確実に増えており、念願の勲章獲得に向けて嬉しい始動になりました。正直、東京のマイルに不安を感じていた部分もあったのですが、頼もしい走りを見せてくれたので、同じ舞台のヴィクトリアマイルが非常に楽しみになりました。昨年の鬱憤を晴らすスタートが切れたので、ソウルスターリング相手に「今度こそ!」の心境です。


評価:★★★★☆


【2018年】愛馬の成績:2.1.1.6